【消費者庁が警告!】精油の誤った使用法にご注意!
消費者庁の消費者安全調査委員会から精油の原液塗布に関する注意喚起が出されました。
今回の注意喚起で示されたのは、簡単にいうと以下の3点です。
1.精油の品質や、使用方法を確認しましょう
2.精油を肌に塗るときは、必ず希釈して使いましょう
3.精油によっては、皮膚にダメージを与えるので、紫外線に気をつけましょう
レッスンやワークショップなどで皆様にお伝えしていることですね。
最近、SNSなどでも精油の誤った使用法が散見されます。
「飲める精油もありますよね?どう違うんですか?」
「そのまま塗って良い、精油一本全部かけるって聞いたんですけど」
といった質問や相談を受けることがあります。
こういった使用法を提唱しているSNSや、そういう使い方を教えられたという方への決まり文句は
「品質がよいからそういう使い方ができる」
とのことです。
しかし、
精油とは、植物の香り成分だけを抽出したもので、非常に濃度が濃いことが特徴です。
つまり、
品質が良いからと言って原液塗布や飲用ができるのではなく、精油というものは、原液塗布や飲用を日常的にするものではないのです。
精油の使用における健康被害は、そのほとんどが原液塗布や経口摂取という誤った使用法により生じています。
アロマテラピーにたどり着く方のほとんどが、お薬よりも優しく、体を整える方法を探してこられた方ではないでしょうか。
「自分自身や大切な方を癒したい」
そう願われた方々が、良かれと思って誤った使い方をしてしまう・・
とても悲しいことだと思います。
「身体に作用するということは、どういうことなのか?」
「どんな影響があるのか?」
アロマテラピーを伝えるには、精油の作用はもちろん、身体のことも学ぶことが必要だと考えています。
次回から、上記の3点において詳しく説明していきたいと思います!