ラベンダースピカ 虫刺されに頼れる精油

「かゆみが気になる」
「赤く腫れてしまった」
「掻いているうちに跡が残ってしまった」
目次
虫刺されは、夏の悩ましいトラブルのひとつです。
そんな虫刺され後のセルフケアに、メディカルアロマテラピーで古くから活用されてきた精油があります。
それがラベンダースピカです。
ラベンダーといえば、「リラックス」や「万能精油」として知られるラベンダー・アングスティフォリア(真正ラベンダー)が有名です。
しかし、ラベンダーにはいくつかの種類があり、含まれる成分や香り、得意とする場面もそれぞれ異なります。
今回は、虫刺され後のセルフケアで活躍するラベンダースピカについてご紹介します。
ラベンダースピカとは?
ラベンダースピカ(Lavandula latifolia)(Lavandula spica)は、「スパイクラベンダー」とも呼ばれるラベンダーです。
ラベンダー・アングスティフォリアよりもシャープで爽やかな香りが特徴で、「男のラベンダー」と呼ばれることもあります。
そして、ラベンダースピカの特徴は、なんといっても抗毒素作用をもつこと。
ラベンダー・アングスティフォリアよりもシャープで爽やかな香りが特徴で、「男のラベンダー」と呼ばれることもあります。
そして、ラベンダースピカの特徴としてぜひ知っておきたいのが抗毒素作用です。
古くから、ヘビに噛まれたときや、ハチ、ムカデ、クラゲなどによるトラブルの際には、応急的なケアとして用いられ、その働きは目を見張るものがあったと伝えられています。
現在では、ラベンダースピカに含まれるさまざまな芳香成分が相互に働くことで、その毒性を中和するのではないかと考えられていますが、その詳しいメカニズムについては、まだ十分には解明されていません。
蚊やブヨなど、さまざまな虫刺されに悩まされる夏には、ぜひ知っておきたい精油のひとつです。
おすすめの使い方
ラベンダースピカは、植物油やジェル基材などで希釈して使用します。
おすすめの活用方法は、
- ジェル基材に混ぜて虫刺され後のセルフケアに
- ロールオンにして持ち歩く
などです。
大人であれば、ペパーミントを少量ブレンドすると、より爽快感のある使い心地になります。
ワンポイントレシピ
虫刺され後のセルフケアジェル(約5%濃度・大人向け)
〈材料〉
・アロマジェル 10mL
・ラベンダースピカ 10滴(お子様には2〜4滴)
※お好みで、大人のみペパーミントを1〜2滴加えると、さらに爽快感のある使い心地になります。
〈作り方〉
ジェルに精油を加え、よく混ぜ合わせます。
虫刺され後の気になる部分に少量塗布してください。
使用上の注意
ラベンダースピカはカンファーを含む精油です。
そのため、乳幼児、高齢者、妊娠中・授乳中の方、てんかんなど神経疾患のある方への使用は、濃度や使用方法に十分配慮してください。
また、このレシピは虫刺され後の局所ケアを目的としたレシピです。広範囲への使用や長期間の連用は避けましょう。
精油は必ず適切な濃度で希釈し、年齢や体調に合わせて使用してください。
(お子様の場合は2%くらいまでがおすすめです)
赤みや腫れが強い場合や、息苦しさ・全身症状がある場合には、アロマテラピーだけで対処せず、速やかに医療機関を受診してください。
ラベンダーにも種類があります
「ラベンダー」と一言でいっても、多くの品種があり、それぞれ異なる特徴があります。
リラックスや睡眠のサポートでよく知られている真正ラベンダー(ラベンダー・アングスティフォリア)と、虫刺され後のセルフケアで活躍するラベンダースピカでは、含まれる成分や得意とする場面が異なります。
「ラベンダーなら、どれを選んでも同じ」というわけではありません。
それぞれの特徴を知ることで、目的に合わせて精油を選べるようになります。
ラベンダー・アングスティフォリアとラベンダースピカの違いについては、また別の記事で詳しくご紹介します。
まとめ
ラベンダースピカは、メディカルアロマテラピーで抗毒素作用をもつ精油として知られています。
古くからヘビやハチ、ムカデなどによるトラブルの際に用いられ、虫刺され後のセルフケアにも活用されてきました。
蚊やブヨなど、虫刺されが増える夏にぜひ知っておきたい精油のひとつです。
ラベンダーにも、さまざまな種類があります。
それぞれの特徴を知り、目的に合わせて使い分けることで、アロマテラピーは、より身近で実践的なセルフケアになります。


