郷田 なみ

Nami Gouda

NARDJAPAN認定 アロマ・インストラクター
看護師
保健師


2人の小学生を育てながら、赤ちゃんから高齢者までを担当する訪問看護師としても働いています。
より多くの方に代替療法としてのアロマテラピーを活用して健やかに過ごしてほしい、医療の現場でもアロマテラピーを広めたい、という思いで学びを深めています。

アロマテラピーとの出会い・私の思い

これまで、大学病院、精神科病棟、小児科、クリニック、訪問看護ステーションなどさまざまな医療現場で働いてきました。
大学で看護学を専攻し、看護師として働く中で、手術や薬で元気になられる方も多く見てきましたし、西洋医学の素晴らしさを感じてきました。

しかし同時に、西洋医学では原因がわからなかったり、解決できない症状に長年苦しんでおられる方が思ったよりもずっと多くいらっしゃることも知りました。さらには薬の副作用に悩まされるケースも多く見てきて、決して西洋医学が万能ではないと痛感しました。

一方家庭では、長女が手術が必要な身体で生まれてきました。
長女は手術を乗り越え、現在も通院を続け、これまで西洋医学の恩恵をたくさん受けてきました。
ですが、それだけでは解決できない場面や副作用もあり、薬を使うのか使わないか、他に選択肢はないのか、たくさん悩んできました。

その時に私がいつも考えていたことは、今の症状をおさえるだけではなく、病気に勝てる、強い身体をつくってあげたい、この子の自然治癒力を高めて薬がいらない身体にしてあげたいということでした。

自分に何かできることはないかと模索している中で、フランスやベルギーではアロマテラピーが医療として活用されていることを知りました。
さらにアロマテラピーは身体のバランスを整え、免疫力を高めることができる、そして代替療法の中でも研究が進められていて科学的根拠もしっかりしている、ということがわかり、アロマテラピーの学びを始めることにしました。

「科学的根拠を理解して、納得して、安全につかいたい」
そう考えた私がたどりついたのはナード・アロマテラピー協会です。

ナード協会の資格取得コースでは、精油に含まれる成分、その作用、そして基本的な解剖学も学びます。また、協会ではアロマテラピーに限らず、健康に関する最新の情報を学ぶことができたり、ヨーロッパの医療現場でアロマテラピーが実際にどのようにつかわれているかを学ぶことができます。

もともとは家族の健康管理のために学び始めたアロマテラピーでしたが、学びを深め、実践するうちに軽い体調不良やバランスが崩れたときに非常に有効であることを実感しています。 さらに、看護の現場でも活かせる場面が多いことを知り、医療とアロマテラピーの両方を活用できるケアを広めたいと考えるようになりました。

学びを深め、実践する中で、アロマテラピーは単にリラクゼーションに留まらず、治療の補完療法としても非常に効果的であることを実感しています。

私は「看護師としての西洋医学の知識とアロマテラピーの知識を両立させ、自分自身や大切な人のケア、そして医療現場においてもそれぞれをバランスよく活用する方法」を伝えたいと考えています。
正しい知識を持つことが、患者さんやスタッフにとってもより良いケアにつながると信じています。

大人になってからの学びは本当に楽しく、アロマテラピーを学んで視野が広がり、家族や同僚、友人に頼りにしてもらうことも増えました。

薬だけでない、優しいアロマテラピーのケアが一部の方だけに留まらず、家庭でも医療の現場でも、当たり前に存在してほしい!

そんな想いで、教室をしています。

趣味・好きなこと

・旅行
豆柴のレックスと一緒にいたいので、ハイエースで車中泊をしながらあちこちに出かけています。

・自然の中で過ごすこと
自然の中で過ごすことが大好きで、子育てのために東京から移住しました。海や山で焚き火をしたり、野草を摘んだり。
家族とともに自然を満喫しています。